皆さんこんばんは、Jackです。
皆さんは「完璧主義」と聞いて、どのようなイメージをお持ちになられますか？
昔の僕は「きっちりとなすべきことをなす人」みたいな、どちらかと言えばプラスのイメージを持っていたのですが、今となっては「百害あって一利無し」だと思っています。
これは自分自身の経験上からの話になりますが、完璧主義って非常に面倒くさい性格なんです。大勢に影響のない些細なレベルの誤差が気になって仕方なくて、それが少しずつ積もり積もると大きなストレスになってしまう。
あるいは、目指すレベルが高すぎて、既に及第点の成績を出せているにもかかわらず「こんな出来ではダメだ」みたいに思って、必要以上に自分に負荷をかけてしまう、などなど。
まあ、より高みを目指すっていう姿勢そのものは否定しなくても良いと思うんですよ。ただ、「俺の本気はこんなもんじゃないはず」などと自分の能力を過信し過ぎて（あるいは理想を高く持ちすぎて）余計なストレスを抱えるような真似は、自分で自分を苦しめるだけだからやめておきましょうっていうお話です。
また、世の中には「天才」とか「名手」とか言われるような人達がいますが、そういう桁違いの人達と自分を比較するのはやめましょう。人にはそれぞれ得手不得手があり、個性があります。あと、他人との比較を気にする延長線上で、他人からの評価を気にしすぎてしまうのも完璧主義の人の特徴の一つです。
自分にとって必要十分なレベルを満たせる結果が出せたのなら、それで良いのです。あるいは、どれだけ頑張ってもなかなか成果が出なかったとしても、それはそれで「今の自分の実力」なので、甘んじてそれを受け入れるしかないのです。
世の中に、本当の意味で完璧な人なんてものは存在しないのです。だから、自分で自分を褒め、あるいは許してあげる習慣を身につけましょう。責任感の強さは美徳である一方、自らを傷つける諸刃の剣でもあるのです。
そして、もしも「完璧」を他人に求める人と出会ってしまった時には……少しずつ距離を置いて、その影響を受けないようにしましょう。（苦笑）
以上、ほとんど自分自身に言い聞かせるためのお話でした。ではでは～。
