皆さんおはようございます、Jackです。
今回のお話はタイトルの通り、精神障害者である僕が障害者雇用専門の転職エージェント2社を利用した感想についてです。これから障害者雇用で仕事を探そうとされる際の参考になればと思います。どうぞよろしくお付き合い下さい。
アラフィフの精神障害者が、障害者雇用専門の転職エージェント2社を使ってみた
イントロダクション
障害者雇用で仕事を探す上で、ハローワーク求人と並行して転職エージェントサービスの利用もした方が良いと考えました。
ハローワークでも「専門援助部門」として障害者の就労支援を専門にして下さっている相談員さんがおられる(ただし、どのハローワークにもおられる訳ではない模様)のですが、障害者雇用の支援を専門にされている転職エージェントさんの支援が受けられると心強いですよね。
という訳で、僕の場合は色々と考えたあげく「dodaチャレンジ」と「atGP」の2社に利用登録をしました。どちらも業界内では大手の企業なので、相応の期待を持ってのことでした。
これまでの経歴や希望する職種、希望年収などを色々と入力して、いよいよサービスの利用開始です。その結果……
dodaチャレンジは「現時点ではご紹介出来る求人がありません」
インターネット上でもちょくちょく話題に上っていましたが、dodaチャレンジからは利用登録早々に「現時点ではご紹介出来る求人がありません」との返事が、いかにもな定型文メールで送られてきました。
色々と贅沢を言ってしまったのかと思い、希望条件を出来る限り下限にまで下げた状態で「もう一度調べて貰えませんか」とメールを送ってみたものの、返事は同じ。
「業界トップクラスの専門性の高い障害別支援と豊富な実績で徹底サポート!」の謳い文句はどうなっているのでしょうか? これはあれですか、精神障害者のサポートは企業としてやる気がないってこと?
まあ色々と思うところはあったのですが、何度かのメールのやり取りの中で
企業が、弊社のような人材紹介会社を介して採用される場合、
ハローワークや直接応募のサイトを通しての採用と比べますと、
企業側から様々な要望が出され、採用ハードルが通常よりも高くなります。
という文言があったため、最大限好意的に考えれば「dodaチャレンジがやる気がない」と言うよりも「dodaチャレンジに寄せられる、企業からの人材紹介時の条件の問題」のようにも思えました。
あと、
就労移行支援事業所の十分な通所実績で、安定就業できることや、
新たに習得されたスキルをアピールされる求職者様はおられます。
といった回答もあったため、就労移行支援事業所への通所実績があれば、ひょっとしたら何らかの支援が受けられたのかも知れません。この当時はまだ、就労移行支援事業所への通所は検討していませんでした。
atGPは最初からフルサービス!
一方、atGPさんの対応は、とても迅速かつ丁寧なものでした。
登録申請をしてまもなく電話連絡があり、当時はコロナ渦だったこともあって、まずは電話にて就職活動に関する様々な聞き取りをしていただき、その後約1週間以内で合計6社ほどの求人案件の紹介(それも大手企業のものばかり)をいただきました。
担当として付いて下さったエージェントさんも、非常に親切で丁寧な対応をしていただきました。その後、Web会議を利用した面接練習会のご案内などもいただきましたが、その時に対応して下さった各スタッフさんの対応も、とても親切で丁寧でした。
まあ言っちゃ何ですが、dodaチャレンジとは雲泥の違いです。「企業から寄せられる求人紹介時の条件」についてはおそらく同じはずなのに、この対応の差は一体何なんでしょうか? やっぱり企業としてのやる気の問題なんじゃないの?(苦笑)
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
障害者雇用専門の転職エージェントサービスを利用するなら、個人的にはatGPさんをオススメします。僕のようなアラフィフの精神障害者に対しても、非常に丁寧かつ最大限のサービスを提供して下さいました。また、就職活動時の様々な疑問についても、メールで相談すればほぼ2日以内には回答を下さいましたので、非常に安心出来ました。
一方、dodaチャレンジは「精神障害者お断り」といったインターネット上での噂は、dodaチャレンジ側にも色々と事情はあるのかも知れませんが、あながち間違いではないのではとも思います。
その他の転職エージェントサービスの利用も検討したことはありましたが、同時に利用して情報の整理などがつけられるのは2社ぐらいがベストかと思ったこと、atGPさんのサービスが非常に良かったため、atGPさん一本に絞って就職活動をしても問題はないと思ったことから、これまでのところは利用したことがありません。よって、上記2社以外の転職エージェントサービスに対するコメントは致しかねます。
以上、アラフィフの精神障害者が、障害者雇用専門の転職エージェント2社を使ってみた結果についてでした。今回のお話が、皆さんのお役に立てれば幸いです。
それでは次回もまた、どうぞよろしくお願いいたします。