仕事が嫌になったら見るブログ

仕事が嫌になって仕事を辞めたおっさんから、仕事が嫌になった皆さんに向けた様々なtips集です。

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ところ変われば気分も変わる


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 皆さんお久しぶりです、Jackです。

 

 今年の4月から工場での勤務(契約社員)として働いていましたが、11月の末からは別の工場(派遣社員として)で働いています。

 

 と言いますのも、契約社員だった頃の勤務先は基本「女性の職場」で、職場の男女比率は男1:女9ぐらいの割合でした。

 

 で、業務内容がライン工でなかなかに忙しいといったこともあったのですが、何より職場にいる女性で何人か、どうしても精神的に受け付けられない人達がいました。全員に共通していたことは「感情的なこと」で、始終カリカリイライラしていて怒られてばかりだったり、あるいはその時々の気分で仕事上の嫌がらせ(その内容が直接、僕の業務スピードと心身の疲労に影響を及ぼしていた)をされたりといったものでした。

 

 業務内容の適正が得られなかった時もあったので、都合二度ほど配置転換をしていただいたのですが、いよいよ心身の限界を迎えてしまったため、職場の上司に相談して退職させて欲しいとお願いしました。その結果、幸いなことに上司の方々は全員が皆優しくて親切な方達ばかりだったため、結果的には別の工場で派遣社員として働かせてもらうことになったのです。

 

 そして、これも本当にありがたいことなのですが、別の工場での派遣業務に変わったおかげで、

 

1)時給が上がった

2)勤務開始時間が繰り上がったものの、今までよりも早く仕事を上がれるようになった

3)コンマ数秒単位での作業スピードを求められることがなくなった

4)男性社員の比率が高くなり、自分の感情を優先して仕事をする人がほぼいなくなった

5)トイレ休憩など、仕事中での休憩が自由に取れるようになった

6)社員食堂での昼食代が安くなった(笑)

 

 などなど、数々の恩恵を賜ることが出来ました。

 

 雇用形態が契約社員から派遣社員になり、これまでのように自分の精神障害を職場の方達にオープンにすることは出来なくなりましたが、そもそも「自分は障害者だ」などと言って回りたいわけでもなかったし、なにより感情的な人に振り回されることがなくなったため、落ち着いて働けるようになりました。まさに「ところ変われば気分も変わる」です。

 

 そして、雇用形態は変わったものの雇用先は変わっていないため、これまでお世話になった上司の方からのサポートも継続して得られるというのは、本当にありがたいことです。また、新たな勤務先の工場でも上司や先輩に当たる方々から大変よくしていただけていることも、大変ありがたいです。

 

 というわけで、今回皆さんにお伝えしたかったことは、いつぞや一世を風靡したドラマのタイトルではありませんが「逃げるは恥だが得もする」です。

 

 今回の一件では、先に勤務していた工場の上司に泣きつくことからスタートしましたが、それが出来たからこそ新しい環境で落ち着いて仕事が出来るようになりました。

 

 ただし、このスタートが「泣きつき」ではなく、自分を取り巻く環境への「怒り」からだったら、周囲の理解や協力を得られなかった可能性もあり、今のような結果には至っていなかったかも知れません。

 

 そういった意味でも、怒りの感情を表に出すことは、一時はスッとするかもしれませんが、結果的には損をすることが多いのかも知れません。職場に対して不満がある時には「怒って出て行く」ではなく「泣いて逃げる」が、今回のポイントかも知れませんね。(苦笑)

 

 今回のお話は以上です。次回もまた、どうぞよろしくお付き合い下さい。