皆さんこんばんは、Jackです。
今回皆さんにお話しするのは、日々の食事(栄養補給)についてです。
皆さんにとっては「今更ながら」と思えるような内容かも知れませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
三度の食事は、抜いちゃダメ!! 栄養補給の大切さについて
三度の食事の大切さ
非常に当たり前なことですが、人間は食事を取らなければ生きていけません。
非常に当たり前なことなんですけれども、少なからず人はこの事実を軽視しがちになります。たとえば「ダイエットが目的」という理由だったり、「つい時間が無くて」といった理由だったり…特に朝ご飯を抜きがちになる人は、多いのではないでしょうか?
しかし、人間の脳が活動するためにはエネルギーが必要ですし、人体が必要とするエネルギーの量は、皆さんが思っているよりもはるかに大きかったりします。
その一例としては、チェスの世界チャンピオンが約6時間の対戦をこなす際には、約2キログラムの体重が減少するといったデータもあります(ジム・レーヤー、ピーター・マクラフリン著「ビジネスマンのためのメンタルタフネス」より)。
身体を使ったスポーツは言うに及ばず、頭脳を使うスポーツにおいても、必要となるエネルギーの量はかなりのものになるのです。
このことから考えても、我々の日常生活(勉学や仕事など)において、脳を正常に(あるいは効率的に)働かせるためにも、日々の適切なエネルギー補給が重要であることは言うまでもありません。
食事とメンタルヘルスの関係性
さて、ここで話は少し変わりますが、人間の身体の部位の中で、エネルギーを大量に消費する部位トップ3は、肝臓(27パーセント)、脳(19パーセント)、筋肉(18パーセント)と言われています。
参考URL:SPORTS LAB「エネルギーの消費量が多い臓器のトップ3とは!?」
肝臓が1位という結果には、個人的には正直なところ大変意外だったのですが、体重のわずか約2パーセントの重量の部位である脳が、身体の部位におけるエネルギー消費量の第2位であることを考えると、エネルギー補給の大切さがより分かりやすいのではないかと思います。
きちんとした食事を取ることを怠ってしまうと、人間の部位の中で2番目にエネルギーを必要とする脳へのエネルギー供給がおろそかになってしまいます。
そうなると、思考力や記憶力がおろそかになったり、精神的なスタミナが足りなくなったりして、何か嫌なことがあった時の「もうひと踏ん張り」がきかなくなったり、よりひどい状態になると抑うつなどの症状を患う要因となったりします。
また、この傾向は若い頃であれば基礎体力と勢いで乗り切ることが出来たりもしますが、だんだんと年齢を重ねてくるにつれて様々な「踏ん張り」が効かなくなってきます。 そういった意味においても、出来るだけ体調を維持するという意味において、適切な運動と共に適切な栄養補給を考えなければなりません。
また、ここからは個人的な経験談になってしまうのですが、三度の食事をコンビニエンスストアやファストフード店で済ましがちになると、脳の活力や精神的スタミナの面において衰えが出やすいように感じます。
昨今のコンビニエンスストアやファストフード店の商品では、健康面に配慮したものも多数販売されるようになっていますが、ついつい同じものばかりを食べがちになったりして、栄養面の偏りが出やすいように思います。
出来あいの食べ物を食べることが全くダメというつもりはないのですが、炭水化物やたんぱく質、各種ミネラルなど、出来るだけ栄養バランスを考えた食事のとり方をするのが望ましいことは、言うまでもありません。
また、自炊で食事を作るにしても、毎回栄養バランスが整った食事を作ることもなかなか大変です。そういった時には、サプリメントの力を借りるというのも一つの手ですね。
まとめ
今回のお話のまとめとしては、「医食同源」という言葉があるように、自分の心身の健康を保つという意味において、食事をおろそかにしてはいけないということです。
食事をおろそかにして体調を整えることが出来なければ、気分が落ち込んだり、より積極的な行動をとりづらくなることは、気分と体調と行動が密接な関係を持っていることからも、非常に分かりやすいことだと思います。
気分と体調、行動の三つの要素が、それぞれに大きな影響を与えることは、上記の過去記事においても触れさせていただきました。
体調を整える重要な要素の一つである食事について、「ちょっとぐらいなら大丈夫」などと思っていたら、後々になってボディブローのように効いてきますので、仕事で何か嫌なことがあった時の「もうひと踏ん張り」が出来るようになるためにも、ぜひ一日三食の食事の大切さを意識していただければ幸いです。
あ、ちなみに食事が大切といっても、食事の摂取量には個人の体格差なども考慮して、自身にとって適切な量を取るようにして下さい。
ストレスが溜まってる時などには食欲が失せたり、あるいは逆に過食気味になったりすると思いますが、前者であればちょっと辛くても頑張って食事を取ったり、過食気味になる場合には摂取カロリー量などを計算して敢えて食事量を減らしてみたり、食べた分だけ運動をするなりして、ご自身の栄養バランスを取っていただければと思います。
人間、何事にも「身体が資本」です。また、学生であろうが社会人であろうが、自分の心身を適切にケアできる一番の人間は自分自身です。
「この仕事は何としてもやり遂げなければならない」などといった、ある種の強い責任感などから、ついつい自身の心身のケアを怠りがちになる人が少なからずおられますが、自分の心身の健康には十分に注意を払い、適切な休養を取るなり日々のエネルギー補給に努めるなり、責任をもって対処していただきたいものです。
今回のお話は、この辺りにて終わりとさせていただきます。
次回もまた、どうぞよろしくお願い致します。