仕事が嫌になったら見るブログ

仕事が嫌になって仕事を辞めたおっさんから、仕事が嫌になった皆さんに向けた様々なtips集です。

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「老人と海」に学ぶ、色々と考えすぎないことの大切さ


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 皆さんこんにちは、Jackです。

 

 つい最近、ヘミングウェイの「老人と海」に関する書評のような本を読む機会があったのですが、その中で主人公の老人サンチアゴが作中で何度も「考えるな、じいさん」と言っていることに言及されていました。

 

 ここで言う「考えるな」とは、いまの現実に意識を向けろという意味だそうで、過去の栄光や、将来どうなるかということは考えても意味がなく、しっかりと「いま」に意識をとどまらせて、目の前の状況に自分なりの能力を最大限発揮して対応する、という意味なのだそうです。

 

 また、サンチアゴは84日間もの間、一匹も魚が獲れない日々を過ごし、85日目の出漁時に「いまはツキに見放されているだけだ。でも、わからんぞ。きょうこそは運の潮目も変わるかもしれん。毎日が新しい日だ。運が向けば言うことはない」とも言います。

 

 こういう考え方って、人生の中でとても大事なんじゃないかと思いました。

 

 僕自身を振り返ってみると、以前は過去の辛い出来事にとらわれることが多く、一方では現在でも「先が見えない不安」にとらわれたりすることが多いのですが、過去は変えられず未来は誰にも分からない中、色々と考えすぎず「今」に集中して生きることの大切さを「老人と海」の中から感じました。

 

 もともと「老人と海」は好きな作品の一つでしたが、今回読んだ書評のおかげで、また更にこの作品が好きになれました。

 

 色々とお悩みが多い皆さんにも、過去への不満や未来への不安などに惑わされず、今という時間を丁寧に生きていただければ……などと思ってみたり。こんなことを言っている僕自身、明日も確実に生きているなんて保証はどこにもないですし、ね。(苦笑)

 

 という訳で、今回は短い内容でしたが、お互いに「今を幸せに生きていけたらいいね」というお話でした。次回もまた、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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 今回ご紹介した作品「老人と海」です。ヘミングウェイの代表的作品の一つで、独特の作風がとても好きです。