仕事が嫌になったら見るブログ

仕事が嫌になって仕事を辞めたおっさんから、仕事が嫌になった皆さんに向けた様々なtips集です。

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ものの見方は一つじゃない 嫌なことがあった時の多面的な考え方


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 皆さんおはようございます、Jackです。

 

 今回お話しするのは、「ものの見方は一つじゃない」といった内容についてです。

 例によって、内容的には短い文章となってしまいますが、今回もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

ものの見方は一つじゃない 嫌なことがあった時の多面的な考え方

誰もがみんな、自分の色眼鏡を持っている

 仕事に限らず、何か嫌な出来事に遭遇した時に、当たり前の話なのですが誰もがみんな「自分視点」で物事を捉えます。

 

 たとえば、仕事で顧客から理不尽な要求をされた時などに、自分の視点から見れば明らかに理不尽な内容なのですが、要求している当の本人からすれば、何らかの理由があって「本人にとっては正当な要求」と思っているようなケースもあると思うのです…まあ、個人的な経験上から振り返れば、だいたいそういったケースはクレーマーの「本当に理不尽な要求」だったりすることが多かったのですが。(苦笑)

 

 たとえ話が適切ではなかったかも知れませんが、ここでお伝えしたかったことは「個人の数だけ、それぞれにとっての正義が存在する」という普遍的な事実についてです。

 国家間での紛争の原因などもそうですが、世の中においてどちらが正義だ悪だといった概念はなかなかなくて、お互いの正義がぶつかり合うことが多いとでも言いましょうか。

 

 あるいは、ピラミッドは横から見たら三角形ですが、同じ横からでも立ち位置によっては微妙な菱形に見えたり、あるいは真上から見たら正方形だったりとか。

 要は同じ一つのものを見るにしても、見方によって見え方が違うって訳ですね。

 

自分が「何か」にぶつかった時、視点を変えてみる

 さて、自分が誰かと衝突した場合にせよ、自分自身の中での何か大きな壁にぶつかったときにせよ、「今までの自分の視点を、ちょっと変えてみる」というのは、結構役に立つことが多かったりします。

 

 自分の色眼鏡(というか、固定概念)に固執し続けていては、同じ問題をどれだけ眺め続けていても、なかなか解決法が見つからなかったりするものですが、よく言われるような「相手の目線で物事を考えてみる」とか、あるいは「第三者の視点で物事を見てみる」ことで、意外な解決策が見つかる時もあると言いますか。

 もう少し具体的に言えば、誰かと衝突して嫌な思いをした時に「なぜ相手はそんな言動を取ったのか」について考えてみたり、あるいは誰かと自分が衝突している様子を第三者視点で見た時に、その問題について自分だったらどのような感想を抱くかを考えてみたりといった感じでしょうか。

 

 このように、自分以外の視点から物事を考える癖をつけていると、いざ嫌な思いをした時でも比較的冷静に物事への対応が出来たり、あるいは嫌な思いをした直後は無理だとしても、後になってから心の平静を取り戻すことが出来たりすることがあります。

 そうすることによって、少しでもストレスを軽減することが出来れば、自分の心身の健康にとってもかなり有用であると僕は思うのです。

 

 とはいっても、これは「言うは易し、行うは難し」で、人間は誰もがどうしても自分の物差しで世の中を見てしまいますから、誰もが簡単に行うことができるものではないとも思います。

 とりあえず、今回のお話については「そういう物の考え方もあるんだな」ぐらいに聞き流しておいてもらって、何か困難な壁にぶつかった時に「そういえば、自分以外の目線でこの問題を見た時に、どんな見え方がするんだろうか?」と思い出してもらえれば幸いです。