皆さんこんばんは、Jackです。
今回の記事では、転職の是非をネットで検索して調べることの無意味さについてお話しします。
僕も経験上、嫌と言うほど見てきたことについてのお話だったりするのですが…今回もどうぞよろしくお願いいたします。
転職するかどうかは、ネットで検索して答えを得るものではない
結果はだいたいワンパターン
朝に早起きしてしまうと、どうにも仕事に行くのが嫌で嫌で、寝起きの状態でスマホをポチポチ、検索キーワードはたいてい「仕事辞めたい」…で、検索結果で表示されたインターネット上の記事を読んでみることが多いのですが。
だいたいのサイト(ページ)では、「仕事辛いよね~」「本当に嫌だったら、仕事を辞めても良いんだよ~」みたいな文章が続いて、結局最後には「さあ、一歩踏み出して、こちらの転職サイトに登録してみよう!!」ってオチで終わることがほとんどです。
こんなもん、いくら見たって何の参考にもなりゃしない!!(´・ω・`)
結局は、そのサイトの運営者が転職サイトからのペイバック目当てで書いた、当たり障りのないことしか書かれていない広告ページであることが非常に多いです。
こんなことなら、どこかのニュースサイトで転職の厳しさを語る記事でも読んでいるほうが、安易な転職を踏みとどまろうと思えるだけ、よっぽど意味があると思ってしまいます。
自分の人生、自分でしっかり考えて行動しましょう
先に申し上げたサイトのように、サイト訪問者に「転職は、思っているよりもずっと簡単!!」「さぁあなたも、早速転職サイトに登録してみよう!!」みたいなことを言っているのを、そのまま鵜呑みにしてはいけませんよ。(笑)
そりゃ、20代や30代ぐらいまでの人であれば、いざ転職を考えた時でも選択肢は色々と選べそうですが、これが40代を境に転職市場は急激に「狭き門」となっていき、50代や60代となると求人件数そのものが非常に少ないか、何とか見つかっても雇用条件が非常に厳しいものしかないなどという現実に直面します。
そりゃそうですよね。企業だって基本的には「最初は安いお給料で雇えて、できるだけ長く働いてもらえる人」を選びたいでしょうし、40代からの求人であれば、せめて「特殊なスキルや経験を持っている人」や「自分達が今求めている"即戦力"として働ける人」を選びたいことでしょう。
これが50代、60代ともなると「貴方、一体どれだけうちの会社に貢献してもらえるの?」「支払わなければならない給料の高さの割には、うちの会社で役立ってもらえる期間が短いんじゃない?」などとなって、求人そのものがなかなか見つからないか、それまでの半分以下の年収でしか雇ってもらえないといった話になることでしょう。
とはいえ、様々な事情から40代、50代、60代で転職を余儀なくされる方は当然おられることでしょうし、たとえ必要に迫られていなくても「今の仕事を、どうしても辞めたい」と思う方だっておられるはずです。
人生とは時として非常に残酷なもので、突然の病や、これまで勤めていた会社の突然の倒産、親の介護などといった家庭の事情、大規模な天災に伴う移住などで、今までの生活が突如なくなってしまう(あるいは、突然環境が変わらざるを得なくなる)ことが少なからずあります。
ここ最近では、東日本大震災をはじめとした天災に伴う失業や転職、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴った会社の倒産など、例はいくらでも挙げられそうですね。
だから、仕事が嫌で嫌でたまらなくて「現状が非常につらい」「転職したい」と思った人でも、ネットで検索してヒットした、ほとんど転職サイトの広告のようなページを見ただけで安易に転職に踏み切るのではなく、ご自身の置かれている状況や持っているスキル、今までの経験などをしっかりと熟慮して、転職するかどうかの舵取りを慎重に行って欲しいと思います。
熟慮もなく勢いだけで会社を辞めてしまって、いざ求職し始めても、次の仕事がなかなか見つからない…そんな例は世の中に掃いて捨てる程あります。いざ動き始めてからは大胆に行動するのも良いでしょうが、動き出すまでの間は、じっくりしっかりと自分自身を見つめ直してください。
…ここまでの記事を書いてきて、正直自分自身の胸が苦しくなる思いですが(苦笑)、今回のお話はこの辺りで終わりといたします。
次回もまた、どうぞよろしくお願いいたします。