仕事が嫌になったら見るブログ

仕事が嫌になった皆さんに向けた、様々なtips集です。

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抑うつ状態になる一番の要因は、極度の脳疲労


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 皆さんこんばんは、Jackです。

 

 昨日は僕自身の抑うつ体験談をカミングアウトしましたが、今回はこの「抑うつ状態」について、もう少し詳しくお話をしてみたいと思います。

 

 例えば複雑な人間関係だったり、どうしようもないほどの激務だったり、給料が安いとか有休が取れないといった待遇だったり…誰しも仕事をしていく中で、うんざりするほど嫌になることはたくさんありますが、自分自身のケアを一歩間違えるとうつになってしまいますよ、といった感じのお話です。それでは、よろしくお願いいたします。

 

 

抑うつ状態になる一番の要因は、極度の脳疲労

疲れが溜まっていると、色々とろくなものじゃない

 僕自身が初めて抑うつ状態になった時には、仕事が非常に忙しくかつ難しかった頃でして、一時期は毎日日が変わるころまで残業をしていたこともありました。

 

 そんな中で、今振り返ってみれば「自分が初めて抑うつ状態になった一番の要因は、極度の脳疲労にあったんだ」と思います。

 実際、この辺りのお話は下園壮太さんの著書「心の疲れをとる技術」ほかでもたびたび語られていて、下園さんの著書を読むたびに色々と納得することが多かったです。

 

 こちらの本です、興味を持たれた方は一度読んでみて下さい。

 

 ちなみに、「脳疲労」という用語は医学用語ではないそうなのですが、「病気になる一歩手前の状態を表す言葉としては、なかなか適している」などと、精神科医の樺沢紫苑さんはおっしゃられていました。

 

 

 では、人間が極度の脳疲労に陥った時、どのような症状が出るのか…その一例として、僕自身の事例をご紹介します。

 

思考力・記憶力が極度に低下する

 実はこれは、僕が今でも引きずっていることなのですが、自分自身でも一番驚いたのはこの点でした。

 

 当時の僕は、たびたび職場の部長から直接の命令を受けて(しかもややこしいことに、その命令の内容が朝令暮改なのは当たり前のことでした)仕事を進めていたのですが、ある時期を境に、つい10分ほど前に受けた仕事の指示などが思い出せなくなったのです。

 それまでは、比較的記憶力には自信があったほうだったのですが…言われたことを忘れないようにとメモを取っても、取ったメモの意味すら忘れてしまうような始末でした。

 

 また、例えば部長からの指示を聞いていても、途中からだんだんと話の筋が分からなくなってきたりして…当の部長からは「君、さっきからずっと僕と話をしていたのに、今さっき言った僕の言葉の意味が分からないって、余りにも失礼じゃないか?」などと言われ、部長と対面に座って、数分ごとに部長から「君、ここまでの話は理解しているか?」と尋ねられながら話を聞いていましたが、だいたい10分ぐらい話が続くと、10分前の話の内容をさっぱり覚えていないといった感じでした。

 僕のその様子を見ていた部長は、依然として半信半疑な顔をされていましたが…。

 

文字や人の言葉が認識できなくなる

 極度の脳疲労の状態で、例えばビジネス文書(特に文字がびっしりと書かれたもの)などを読もうとすると、そこに書かれている文章を文章として認識できなくなって、単なる文字の羅列や、模様、一番ひどい時には色にしか見えないといったことが発生します。

 

 また、誰かが自分に向かって話しているのを聞いていても、単なる雑音にしか聞こえない時もありました。こうなってくると、症状はかなりひどい状態にあります。

 いずれにせよ、自分の外からの情報を、自分自身がきちんと受け取ることが出来なくなるのです。あるいは、意識がもうろうとなってきたり、頭痛やめまい、吐き気がひどくなったりします。

 

空腹感はあるのに、食欲がない

 当時は朝食を抜くことが多かったというのもありますが、抑うつ状態を患う前には、お昼時や夕飯時には「ああ~、お腹が空いた~」といった実感がちゃんとありました。

 

 ところが、極度の脳疲労状態になるとそういった感覚も麻痺するのか、空腹感はそれなりに感じるのに、「何かを食べたい」といった食欲がまるでなくなりました。

 ただでさえ疲労困憊しているのに、食欲がないからといって食事を抜きがちになると、気力も体力もガス欠状態になってしまいますよね。

 

睡眠時間が途切れ途切れになる

 極度の脳疲労の状態にあるのに、矛盾しているようにも思えるお話なのですが、僕の場合は「常時脳がカッカしているような状態(常に何かを考えていないといけないような状態)」だったので、夜の寝付きも非常に悪く、また眠りについてもほとんど一時間おきに目が覚めるような状態でした。

 

 疲れた身体を回復させる一番の方法が「睡眠」なのですが…このような状態では、溜まった疲れを抜くことなんて、まず無理です。

 

以前は楽しめたこと(趣味など)が楽しめなくなる

 余りにも脳が疲れすぎていて、感覚が麻痺していたのが原因だろうと思うのですが、感情の起伏が乏しくなり、以前だったらそれなりに楽しめた趣味などが、全く楽しめなくなりました。

 

 「余暇の充実」は、ストレス解消のための重要ポイントの一つなのですが…こんな状態では、やっぱり溜まった疲れもストレスも抜けるはずがありません。

 

疲れが溜まる原因はさまざま

 さて、ここまで僕自身の脳疲労の体験についてお話ししてきましたが、実のところ「疲れが溜まる原因」は、人によって様々なのです。

 

 職場で疲れが溜まる原因として分かりやすいのは、性格が合わない人の相手をしなければならなかったり、次々と仕事が舞い込んできて手が付けられない状態に陥っていたりなどといったことが挙げられるでしょうが、人間がストレスを溜める要因は「公の関係(例:仕事など)」だけではなく、「私(例:家族や友人、恋人など)の関係」でも、ストレスは溜まっていくものなのです。

 

 そして厄介なことに、溜まるストレスに「公」と「私」の区別は無くて、自分という名のストレスの受け皿に、両方からストレスが注ぎ込まれてしまいます。

 例えば、職場では一見何の悩みもなさそうだったAさんが、突然体調を崩して仕事を休んでしまったりする場合には、実はプライベートの部分で非常に大きなストレスを受けていたりすることが多々あります。

 でも、職場の皆さんは「職場でのAさん」しか知らないことが普通ですから、Aさんの突然のダウンに驚き、場合によっては「この忙しい時に、仕事に穴をあけて…」などといら立ったりするのが、よくあるパターンです。

 

 このように、「極度の脳疲労」は誰にでも起こりうることであって、それはすなわち「誰もが抑うつになる可能性がある」ということです。

 自分は気力も体力も十分にあるからとか、他人との関係であまり悩まない方だからとかいって油断していると、ある日突然、原因不明の体調不良になることも…?

 

だから、大事なことは「早めのケア」

 というわけで、今回のお話のまとめとしては「取り返しのつかないレベルまで疲れを溜める前に、早め早めに心身を休めて、自身をしっかりとケアすることが大切」といったお話になります。

 

 自分に自信がある人ほど、自身のケアを怠りがちになるものなのですが…あと、忙しい職場で仕事をされている方ほど、「なかなか休みが取れない」といった環境下におられることだと思いますが、ほんの一時の休息を取らなかったことが積もり積もって、長期間の休職に陥るといったことになっていまうと、自分自身も職場も非常に大きなダメージを受けてしまいます。

 

 「そんなこと言われても、自分の置かれている立場だと無理だよ」という、そこのアナタ、まずは出来る範囲からでいいですから、ご自身のケアの時間を大切にしてみて下さい。どんな些細なことでも良いのです。

 そのための具体的な方法については…また後日のブログのネタにさせていただきますね。(笑)